男の人が肩書きで子育てを語りだすとモヤる
最近どーーーもね、男の人が子育てを悠々と語るシーンをよく目にするのだけど。
雑誌のインタビューとかで、作家とか、社長とか、社会的な肩書がエライ人が語る「俺流子育て」みたいな感じのやつ。あれ、ハッキリ言っちゃうと、けっこうな確率でちょっとイラッとしちゃうのよね。
作家A「うち、こないだ子供が生まれたばっかりなんですけどね~ハハハ」
評論家B「おめでとうございます!僕の家は、妻の母が子供を見てるんですけどね~」
社長C「いいですね!どんどん預けちゃっていいと思うんですよ!」
こんなふうに、すごく雄弁に子育てを語ってる。
いやいやいやいや…話を聞いてる限り、
君たち、子育てしてないだろう?
と言いたくなるレベルの話ばっかりなのよね!!!
あのさ、肩書ばっかり偉くても、君らパパ歴何年なのよ?
そして、子育てで子供がいじめたり、いじめられたり、そんで頭下げたり、勉強しなくて怒ったり、そういう経験がいくらほどあるのよ?
そこらへんにもっと子育て頑張ってるパパ、腐るほどいるよ?
会社から疲れて帰ってきたら妻が疲れて死んでて、洗濯物が脱ぎっぱなしで、ぜんぶひっくり返ったままでイライラしながらでも子供たちのためにご飯作って、茶碗洗って、そんな中子供の話を聞いて、将来を考えて宿題をやらせる、でもあんまり言いすぎてもアレかなあ…ほっといたほうがいいかなあ…でも将来こまったら嫌だしなあ…奥さんも大変そうだし…俺だって寝たいよ…
そんな悩みがどれほどあるのよ?
いいのよ、いろんなスタンスがあるから、自分の考えを語るのはいいと思うし、ママとは生活スタイルも違うから、見方が違ってもいい。放任なら放任でもいい。それはその家庭それぞれ。
でも、外でいくら偉い肩書があったとして、ママ界では、外の名刺をママ友に渡す人なんていない。だから、パパもそのルールを守ってほしいのよね!!
作家の誰それです、
社長の誰それです、
ハイパーメディアクリエイターの誰それです、
↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑ ↑↑
関係ねぇから!!!
逆にね、そこら辺の女の人でさ、「妻で、母で、デザイナーです。キラン☆彡」みたいな人いるじゃない、おばさん的にはあれもどうかと思うのよね。
そこらのメンズが、「父で、夫で、デザイナーです。キラン☆彡」って、言うか?言わないでしょ。だったら、女だって社会に出たら妻とか母とかをマウンティングの道具に使うのはどうかと思う。デザイナーならデザイナーで勝負しないと。世の中そんなに甘くないわとおばちゃんは思うのよね。
家庭は家庭、社会は社会。
だからいくら肩書が強くても、パパ歴1年生なら1年生。
あんたらに聞きたい話は、今のところ、おばちゃん的には、ないわね。