田中のおばさん

あくまでも個人の感想よ、言いたい放題だけど。

いじめっ子に教室でブチ切れてきた話②

前回の続きです。

 

(▼前回はこちらから)

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参観2日目。

警報が出るほどの、土砂降りの雨が降っていました。

この天気の中、参観に来るお母さんはほとんどいません。

私と夫は、廊下から教室をのぞく形でAとその仲間のやりとりを間近で見ることができました。

 

 

その様子は…

 

昨日と同じ。

こちらを指さして、頷く、ヒソヒソ…

 

(また来た?!)

 

というような表情。

 

(こりねーな、何回来るんだよ)

 

というような仕草。

 

我々だけでなく、ほかの保護者に向かっても

(えっ?!あいつきてんじゃん?あいつの子供ってまだこの学校にいるの?)
というような会話もしていました。

もうウザさMAXです。アホかなと思うくらいの 幼稚さです。

 

その様子を見た旦那の印象は、「確かにウザイ!」でした。

でも、それくらいの子は、どこの中学校にもいるよ、という考えです。

その通りです、どこの中学校にもいます。

でもそれに対して黙っているかどうかは、また別の問題。

Aの態度は、私のなかのガマンの限界をとっくに超えていたのです。

 

決めました。授業終了のチャイムとともに、

「私、キレる。」

夫に言い残し、Aの元へと向かいました。

 

私「オイ!A!!ヒソヒソヒソヒソ、授業中にこっち向いて何言ってるんだよ?!」

A「いえ、授業の内容に関することです。」(←本当にこう言いました。)

私「よくそんなウソがつけるな!!こっちは悪口言われてるってわかってんだよ!!」

 

 

そこからはもう怒涛の如くです。

 

我が家を含め、悪口を言われ、のけ者にされてきた子達がどれだけ深く傷ついたか。

どれだけ毎日を我慢して生きてきたか!

我が家がどれだけ君の成長に期待して協力してきたか。

朝6時に起きて、一緒に苦労してやってきて!!

その仕打ちがこれか?

 

人を仲間外れにし、悪口を言い、それを叱責されても全く悪びれない、

何人も何人も同じことを繰り返し、

一言の謝罪もない。

お前はそれでいいのか?!

 

毎日を誰かにヒソヒソ、コソコソ言われながら過ごす、

お前にその苦しみがわかるか?

友達を引きはがされて仲間外れにされて、

独りぼっちで学校へ行く、その寂しさがわかるか?

 

何より、お前が自分で自分を痛めつけているんだよ、

なぜなら、そうやって当たり前に悪口を言う、

そんな世界のなかでお前が生きてしまっているからだ!!と。

 

 

怒りに声が震えて、

腹筋が痛くなって、(家に帰ってからですが)腹痛で動けませんでした。
ストレスでお腹が痛くなるって、こういう事だったんですね(笑)

あれは、学校にいけなくなって当然の痛みです。

 

私の怒涛の叱責後、Aはあっさりと態度を変えて

「ごめんなさい」

と頭を下げました。

まったくもってみっともない姿でした。

 

今までが今までですから、信用できない謝罪の言葉です。

真摯な顔をして謝っていますが、涙は一粒も出ていません。

 

「謝らなくていい。許すつもりもない!」

 

 

それだけ告げて、怒りは終了しました。

そこで出てきた先生。(参観は担任の授業だったのでずっといた。)

 

「えっ?えっ?何かありましたか?初耳なんですが…」

 

初耳?

数か月にわたり、長々相談してきて、初耳とは。

私の叱責も、聞こえていたはずなのに、終わりまで黙っていてくれましたか。

そこは感謝ですが…

 

残念ですがこの先生と話をしても全くのムダなので、

「先生、お騒がせしてすみません。」

 とだけ伝えてその場を去りました。

 

 

教室で、

他の生徒が見ている前で

これを言ったこと。

 

これで私の悪評は全校に広まるでしょう。

めんどくさいお母さんだと言われるかもしれません。

それでもかまいません。

自分の息子や、ほかの子達も、彼の陰湿さに苦しめられてきましたから。

そしてAのほかにも、もっともっとひどいやり方で、息子を苦しめてきた子供がたくさんいますから。

 

「放っておけばいい」

という人もいると思います。私もそういう考えでした。

 

でも、言ってもいいと思います。

言わないと、彼らはずっと気づかないままです。

彼らのいじめは、谷底に石を落とすようなもの。

石を落として、反響する音を聞いて、自分の存在を確かめているのです。

悪気も、へったくれもありません。

 

谷底からモンスターが現れて、ビビって怖い思いをするまで、

その行為は一生続けたくなるものなのです。

 

 息子の反応は、次回に続きます。

 

 

 

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