インフルエンザが猛威をふるうと人間関係がギスギスするわよね
はぁ~ きたわねぇ…。
毎日毎日メールがなりっぱなしよ
「今日は〇人休みました」
「今日は〇人休みました」
って…そう、インフルエンザでね。
この季節になるとね、
ガサツな人はいっきに信頼ポイントを落としまくってるわね。
ゲホゲホ咳しながらマスクもせずに歩いてみたり
へっくしょん!って豪快にくしゃみしてみたりね。
でも逆に神経質な人もちょっとアレなのよね…
「〇〇さんがインフルエンザになった次の日、周りの5人が一斉に休んだ!」とか
「〇〇さんはマスクもしない非常識人だから、絶対に近くに寄りたくない!」
とかね~~、まあ、そこまで言わなくても…と
思わないこともないわね。
そう、この季節、
ギスギス感が半端ないのよね。
なんならもう、さっさとインフルにかかって
「あたくし今年はもうインフル発症しませんよ~」って言ってたほうがラクチンなくらい。
インフルエンザが家族にいたらその一家は外に出るなとか
学級閉鎖になったらたとえ元気でも外出するなとか
もうこういう状態になってくると、
まあもうちょっとみんなおちつけ、
って言いたくなるわね…。
こんなこと言っちゃアレだけど、おばさんから見ると、
これはもう、インフルエンザという壮大な鬼ごっこです。
「タ~~~~ッチ!!はいオマエ鬼~~~~!!」(感染)
「バーリア!!俺バーーーリア!!」(ワクチン)
「俺タッチされたけどかすっただけだもん!セーフ!」(保菌)
「ウォオオオオオオオオオ!!!!待てえええええ!!」(発症)
ちょっとみんな、落ち着け、と。
そもそもインフルエンザって、現時点で、2019年1月現在、世界中がパニックに陥るような、そんなにめちゃくちゃ怖い病気じゃないでしょ?って。
言うてもね、
インフルエンザって時には命を奪うこともある病気なので
こんな ↑ 簡単に言っちゃいけないと思うんですけどね
でもね、結局「誰誰から感染された」って、証明できるかー?といえば、できないでしょ?
たとえ目の前にインフルの人が目の玉ひんむいてゼエゼエしてたとして
そのちょっと前に触ったドアノブでウイルス拾ってる場合だってあるかもしれない
コンビニでレジの人からおつりもらった瞬間に拾ってる場合だってあるかもしれない
なのに「あんたに感染された!!」って名指しで怒ったら
それこそ
インフル冤罪
(言いたかっただけ)
この世に生きてる以上、もうインフルエンザにかかる可能性はゼロにはできませんね。
それはもうエボラ出血熱だろうが、ガンだろうが、生活習慣病だろうが同じこと。
感染する病を何の手立てもせずまき散らしている人が目の前にいたら確かにハラ立つけど、じゃあ自分が全くウイルスをまき散らしてないかと言ったら、それはわからない。
わからないと思うと、その人を少し許せるようにもなる。その余裕が、おばさん大事だと思うの。
ハクション大魔王はちょっとガサツな人なんだなあと思って、インプットしておけばいいと思う。そしてそうやってインプットされたハクション大魔王は、別のところでどんどんどんどん損をするようになっていると思う。
もしも、自分がインフルになったとして
その日がたとえばセンター試験とか、大切な用事のある日だったら、
絶対に外出できないって言える?
仮にその、センター試験に出たAくんの持ってたインフルエンザウイルスが、お年寄りや小さな子供に感染して
そのお年寄りや子供が命を落としてしまったとする
それは本当に、「あってはいけないこと」ではあるけれども
だからといって、みんながその「あってはいけないこと」を忌み嫌って
ギスギス、ギスギスしているのも、おばさんはよくないと思うのよね。
生・老・病・死
これは生きていくうえで避けられない4つのことという意味で
お釈迦様がおっしゃったらしいんだけど
そーゆーことなのよ。
だからこそ、生きている今を大事にね
あることないこと心配したり、嫌ったり、嫌われたりしないで
もうすこしリラーーックスしていけたらいいわよねえ
だからって言って故意にウイルスをまき散らすとほら、他の意味で損するけどね。