田中のおばさん

あくまでも個人の感想よ、言いたい放題だけど。

毒親の子がどうなるかというと

前回のブログからさっそくサボりましてん、すみません。

前回のブログがなかなか重い内容だったらしくて、

友達が心配してくれたり飲みに来てくれたり、本当に改めて友の偉大さを感じましたw。

皆さんの励ましが私の生きる糧です!!ありがとう!!!w

 

さて。

ネグレクトだとか毒親育ちっていう人もなかなか珍しいと思うので、

これからは私の育児感とか、子育てする中で悩んでいること、考えていることを書いていこうと思ってます。

というのも、やっぱり育児放棄されたサルが育児放棄するみたいな感じで、

私も子供にどう接していいかはまったくわからないタチの人間なんです。

 

 

愛情が、恐怖っていうか。

愛情を失ったことのある人間にとって、その別離の苦しみが繰り返されることはあってはならない悲劇なんですね。

やっぱりね、家族が壊れるときって言うのは、子供にとってはものすごく恐怖です。

私は父と母が別れるときに、地下鉄の柱にしがみついてウアアアアアアアアアア!!!!!!!!って大声でギャンギャン泣き叫びました。

「お前ら好きで結婚したんだろうがーーーーー!!!」

「なんで別れるんだバカ野郎がーーーーー!!!」

「自分勝手ばっかりしやがって!!死ねーーーーー!!!!!」

って泣き叫びました。覚えてます覚えてます、あと一歩で警察呼ばれるところでしたw

そのときにね、家族はなんてもろいもんなんだ、人と人とのつながりなんて、普通の幸せなんて、あっさり崩れ去るんだ、って6歳の脳みそに刻まれたんですね。

 

失うくらいなら最初からないもんだと思っておいたほうがいいわな、

 

っていうある意味冷めた思考が私の中に放り込まれました。

だから好きな人にほど何もしません。大切なのに記念日も誕生日も絶対に祝いません。

花束持ってプロポーズとか死ねばいいのにって感じです。

 

 

祝うと思い出が残るじゃん。思い出が残ったら別れたとき悲しいじゃん。

だから日々、平々凡々と生きることこそ至高。

まあうちの親も何にも祝わなかったしね~。お正月も、クリスマスもめんどくさいよね~~。

そんな潜在的なブロックがはたらくようになってます。

あなたの周りにもいませんか?そういう人。

きっと幼い時に大切な人との別れがあるはずです。そういうことは意外とのちのち響いてきます。

 

話がそれましたが、そんなわけで、

子供が生まれても何をどう愛情表現していいかさっぱりわかりませんでした。

特に長男の時は本当にわかってなかったんだろうなと今になって思います。

かわいいんだけど、とてもイライラするんです。

絵本読んであげるとか、絶対したくないんです。

向かい合って、ニコニコ笑って、ハイ、あんよあんよ、とか

ばっかじゃねーの?本気でやってんの?って思っちゃうんです。…。すごいでしょ。

 

おっぱいもあげるのは痛いし、出ないんじゃなくて痛いからやめた。

今思うとめちゃくちゃひどい思考なのですが、

はやく500円渡したらお昼くらい自分で買ってくる年齢になればいいのに、と思ってました。

だって、そうしないと生きていけなかったから私は。

だから子供にも早くそうなってほしかった。それはごくナチュラルな思考だったような気がします。

まあ、いわゆるこれが連鎖ってやつですよね…。

 

ところが、

これが次男が生まれて三男が生まれて、

もうそれこそ10年とかたってみて初めて、ようやくうっすらと気が付き始めるんです。

授業参観にも行きたくない…

お遊戯会にも興味がない…

入学式も卒業式も本気で行きたいと思ってない自分。

うっかりなのか興味がないのか、保育参観をすっかり忘れて

「今日どうしたの?! 来てなかったね!」ってママ友に言われて気が付いたりして…。
卒園式も、先生が苦労しまくっって「もう二度とお世話しなくていいわぁー」って嬉し泣くならわかるけど、親はそんなに苦労とかしてないだろ…?なんで泣くんだ?って本気で思っていたw

 

なんで私はこんなに、子育てに向いてないのか?

生んだ瞬間に愛が溢れるなんて嘘

みんないい母ぶってるだけ

そう本気で思っていたんですね。

でもある時気が付いたんです。

授業参観もお遊戯会も、

私にとっては、ややつらみのある記憶の追体験スイッチなんですなあ…

 

全部、「やってもらってない」事実を突きつけられる。

私は(いやいやながらも)できるのに、私はやってもらったことがない

ああ、やっぱりうちの親は私に愛情がなかったんだなあ…と

もう何度も確認したはずなのに、やっぱり再確認してしまう

そんな瞬間なんですねー。

 

今更べつにいらんのですよ、そんな愛情。

もういただいてもノシつけて返すくらいのクタクタの腐れ雑巾なのに

それでも、親の愛情と言うのは、自分がこの世にいていいのだと思う

出生証明書のようなものだから

それがないということは、自分がこの世にいていいと言ってもらえる場所を

私が必死に、苦労して築き上げてきたのだ、という事実を

やっぱり再確認してしまう。

だから、そのスイッチが入るたびに私は

「こいつ(子供)をいっぱい苦労させてどんな荒波もくぐっていけるヤツにしなければ!!」

と、思ってしまうのです。

 

だから私は、どちらかというと、というか、

たぶん全力で子供に厳しいです。

肉食系の母ですね。

 

たぶん子供を追い詰めたこともありますし、

子供にうまいこと愛情を伝えてあげてないかもしらん。

 

まあでも、うちの親よりは、マシ。

 

そんな感じで頑張ってます。

 

つづきは、また!