息子がいじめられて気が付いたこと④
■てゆうか、いじめるクソガキも実は被害者
いじめっ子がなんでいじめるかというと、それは「楽しいから」なんですよ。
いじめるのに理由もクソもないんですよ。誰かを貶めているときだけ、その一瞬だけ、自分の存在を確認できるんです。だからいじめるんですね。
「あいつよりはマシ」
すべてはこの一瞬のためにあるわけなので、一瞬しかもたないので、またいじめるのです。毎日毎日いじめるのです。
でね、このいじめが発覚した時に、
うちだって黙ってないから、もちろん相手の親に言うわけですよ。
するとね、おもしろいことに、いきなり5日間くらい寝かせらます。
5日間、無反応。 盛大に熟成。
そして5日目に、「ごめんねぇ~~~」と、猫なで声で電話がかかってきます。
え…。今さら…?
愚痴めいた言い訳をしばらく聞いていると
「プシュ」
と、缶を開ける音。(たぶん)
ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、と…喉を鳴らす音。
オイオイオイ、
飲むわけ?
飲みてえのはこっちだよ。
もともと、このママはご近所だし、ママ友でもあったので。
気軽な感じで済ませようと思ったのかもしれないけど、
呆れるのも通り越して、絶句。
もう、話してもムダだな、って思うタイプの人。
で、このお母さんがどんなお母さんだったかと言うと、こういうタイプ。
道で会うじゃないですか。
部活の格好の娘と一緒にいるので、
「部活~? 頑張ってねー」
と声をかける。
すると、
「今日勝ったら県大会なのぉ~!!」
と、叫んでくる。あ、ああ…。
もちろん、「そうなんだー!頑張ってねー!」とは言うんですが、
気合入ってんなというかなんというか。
うちもとあるスポーツで子供たちが全国大会いってるんですが、
ご近所のママ友に叫んだことはないなあ…と思って
道すがらにマウント取ってくるスタイルにちょっとモヤったのでした。
まあ、でもこんなことはまあ、かわいいよね。
もっとびっくりしたのは、そこんちの娘が
「友達に身長抜かされて、自慢されたから、超ムカつく!
中学になったら、死んでも抜いてやる…!!!」
って、鬼の形相で呪っていたこと。
そ、そんなにブチギレなくても…。身長だし…。
と、聞きながらドン引いた覚えがありましたw
まあ、このエピソードひとつとっても、
ものすごく負けず嫌いだし、結果にこだわる母なのかな、というのは
昔から感じていて。
それなりにその息子も、ストレスがあったのかもしれません。
だからといってイジメは容認できないけど、
まあ、めっちゃオカン鬱陶しそうだな、というのは
なんとなく理解はできるのでした。
ちなみに、見た目では、わかりません。
そこんちの子供は、成績優秀、学級委員タイプです。w
うちの子は、かなわねえ。